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2001・5・31号

子連れ大旅(コズレオオタビ) バリ・タイ編[part5]

6日間のバリ滞在で トランプとプールとゲーセンに うつつを抜かしていたとはいえ、
買った荷物は小山のようになり、
カーゴ屋に送ってもらうことになったのだが
料金清算の時に バリ人得意の不明朗会計でもめて 「もう二度とお前ん所では頼まんぞー!」 と、
小声の日本語で捨て台詞を吐きすて、 (大声で英語で言うと荷物送ってくれないかも知れないもんねー。)
タイ航空バンコク行きの飛行機に乗った。
タイ航空は一番良く利用する航空会社で 一番好きな航空会社でもある。
シャンバラホームページと相互リンクしてほしいくらい好きだ。
何と言っても「飲め飲めサービスがいい!」
タイ美人のスッチーが酒ビンもって もっと飲めもっと飲め、 と言って何度もお酌してくれる。
カンパリソーダ3杯 赤ワイン3杯 コニャック2杯飲んで 酔いつぶれて眠ってしまい 起きたころにはバンコク到着。
何時間でも乗っていたい飛行機会社だ。
子供は横の席で騒いでいたみたいだが 酔ったもん勝ちのおいらには通用しない。
親子はそのまま寝に入り バンコクに到着。
さてこれからもう一回飛行機に乗って チェンマイに向かうのだ。
チェンマイ行きの飛行機までの待ち時間3時間。 子供は眠ったまま。
暇つぶしにトランプ癖のついてる僕たちは もう5年ぶりにやるセブンブリッジ。
これぞ大人のトランプゲーム!だね。
子供はチェンマイ行きの飛行機でも寝つづけ
タクシーに乗って深夜1時ホテルにチェックインしても ついに翌朝まで目を覚ます事はなかった。
4歳にして海外4度目。 どこでも快食快眠快便。
すっかり旅慣れてしまう子供に やはり将来日本の枠にに適応できないだろうな 。 と、少し案じたりもした。
しかし、 「旅芸人やサーカスの子供は旅から旅の生活だ。 シャンバラの子供も旅から旅への生活だ」
と我が家の家訓を持ち出して、これでいいのだ。
「子供よ、どこにでも好きな所に行け。 お前のために世界はまわっているのだ。
学校なんて行かなくていいぞ。 勉強なんてしなくていいぞ。
いっぱい旅していろんな人と出会って いろんな世界を見ておいで。
そして「大富豪と結婚してお金いっぱいちょうだいね。」
次の朝早く睡眠充分の子供にたたき起こされて 窓からお寺のストゥ−パ(仏塔)が見えて かなりほっとした。
帰ってきた。チェンマイに。
僕の落ち着けるところはやっぱりタイである。
バリは美しい島であるが なぜかいつも落ち着けなかった。
心からリラックスできない何かがある 。
人それぞれ自分にあった 土地のバイブレーションというのがあるのだろう。
タイは僕にとってしっくりくる国である。
アジアの国の日本以外でどこかに住めといわれたら 迷わずタイを選ぶ。
インドは旅行するには良いが ビジネスだと人が濃すぎるのでキツイ。
ネパールは人が良すぎて なんだか日本より義理人情がきつくて疲れるし
シンガポールは管理社会で息が詰まりそう。
バリは肌に合わん。
マレーシアは飯がうまいがそれだけだ。
香港も楽しいが土地と家が狭すぎ。
中国、ベトナム、カンボジア、フィリピン台湾 は行ったことがないので
ノーコメント でもやっぱり日本がいちばんいいな。
不満もいっぱいあるけどさ。